Nippon News Network(NNN)
アフガニスタンの首都、カブールの空港近くで26日、起きた爆発ではこれまでに200人以上が死傷し、過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出しました。 ロイター通信などによりますと2回の爆発によりこれまで少なくとも85人が死亡、140人がケガをしました。死者のうち13人はアメリカ軍の兵士、少なくとも28人はイスラム主義勢力タリバンだということです。 この爆発について「イスラム国」が犯行声明を出しました。戦闘員が自爆用のベルトを着用し犯行に及んだとしています。 アメリカ軍の兵士に犠牲が出たことを受け、バイデン大統領は報復を宣言しました。 バイデン大統領「攻撃した者を我々は許さない。忘れない。追い詰めて代償を払わせる」 バイデン大統領は、「我々のタイミングで報復する」「テロリストに勝利はない」と訴えました。 一方で、今月31日までの軍の撤退方針に変わりはないことも強調しています。また、「避難の支援は続けるが、全員の避難は保証できない」とも述べ、出国を希望するアフガン人協力者全員が31日までに避難できるわけではないとの見通しも示しました。
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