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Tuesday, August 3, 2021

新型コロナ“自宅療養” 家族全員が感染のケースも 課題は? - NHK NEWS WEB

では、病床のひっ迫はどの程度進んでいるのでしょうか。

政府の「新型コロナウイルス感染症対策分科会」は、感染状況を示す4つのステージのうちどのステージにあるか判断するための指標を示しています。

このうち「医療のひっ迫具合」は▼「病床使用率」▼「入院率」▼「重症者用病床の使用率」の3つの項目があります。

内閣官房のまとめによりますと、1日時点で緊急事態宣言が出されている6都府県のうち、そのすべてで最も深刻な「ステージ4」に相当する項目があります。

【病床使用率】
まず医療のひっ迫具合です。病床使用率はステージ3が20%以上、ステージ4は50%以上が目安です。
病床全体の使用率は、
▼東京都で49%、
▼埼玉県で57%、
▼千葉県で53%、
▼神奈川県で52%、
▼大阪府で36%、
▼沖縄県で73%となっています。

【入院率】
「入院率」は、すべての療養者に占める入院できている人の割合です。
新型コロナウイルスの患者が増加すると、本来は入院する必要があるのに入院できずに自宅や施設で療養する人が増えることから、「入院率」は数値が低いほど、受け入れることができない患者が増えている、つまり医療がひっ迫している可能性があることになります。

入院率はステージ3が40%以下、ステージ4が25%以下が目安です。
入院率は、
▼東京都で13%
▼埼玉県で適用外、
▼千葉県で14%、
▼神奈川県で適用外、
▼大阪府で16%、
▼沖縄県で19%です。

【重症者 病床使用率】
重症者の病床使用率はステージ3が20%以上、ステージ4は50%以上が目安です。
重症者用の病床使用率は、
▼東京都で70%、
▼埼玉県で32%、
▼千葉県で32%、
▼神奈川県で37%、
▼大阪府で19%、
▼沖縄県で86%となっています。

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