カリブ海の島国ハイチのモイーズ大統領(53)が7日、首都ポルトープランスの私邸で何者かに襲撃され、銃殺された。ジョゼフ暫定首相が声明を発表し、明らかにした。犯行グループは拘束されていない。
襲撃は現地7日午前1時ごろに発生。モイーズ氏の妻も負傷し、入院している。グループには現地の公用語ではないスペイン語を話す人物も含まれていた。ジョゼフ氏は襲撃を「非人道的で野蛮な行為」と批判した。
モイーズ氏は政情不安が続くハイチで2017年に大統領に就任。19年以降、モイーズ氏の辞任を求める暴力的なデモが頻発し、多数の死者が出た。最近はギャングによる身代金目的の誘拐が急増し、治安悪化に拍車がかかっていた。
「西半球の最貧国」と呼ばれるハイチではもともと貧困が深刻で治安が悪い。10年に約32万人が死亡した大地震が起き、経済や政治の混乱が深刻化した。【サンパウロ山本太一】
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