仙台市が新型コロナウイルスワクチンの個別接種を実施する医療機関に対し、新規の予約受け付けを7月中に一時停止するよう求める方向で検討に入ったことが2日、分かった。国からの米ファイザー製ワクチン供給が、一時的に不足する見通しとなったため。市医師会と調整し、来週中に予約の停止期間を発表する。
7月19日と26日の週に国から宮城県に供給されるワクチンが、希望した量の約3割にとどまる見込みという。市は、既に1回目の接種を終えた市民がスムーズに2回目を受けられない事態を避けるには、予約の一時停止も必要と判断した。
市のホームページによると、現時点で予約受け付け中の医療機関は324カ所ある。同様にファイザー製を使用する市内21カ所の集団接種は、7月末まで予約枠に空きがなく、8月以降は受け付けをしていない。
市は65歳以上の高齢者約27万人への接種完了を7月末に設定。6月30日時点で約19万人が1回目を終え、接種率は7割に到達した。6月中旬からは60~64歳、基礎疾患のある人、学校の教職員や保育施設の従事者を優先接種対象者とし、新規予約を受け付けている。
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