東京都内では、29日新たに476人の感染が確認されました。先週の火曜日より41人増え、前の週の同じ曜日を上回るのは10日連続です。また、都は感染が確認された男女4人が死亡したことを明らかにしました。
東京都は、29日都内で新たに10歳未満から80代の男女合わせて476人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
先週の火曜日より41人増え、10日連続で前の週の同じ曜日を上回りました。
29日までの7日間平均は494.9人で、前の週の121.9％となり、500人に迫っています。
29日の476人の年代別は、
▽10歳未満が11人、
▽10代が47人、
▽20代が136人、
▽30代が83人、
▽40代が81人、
▽50代が69人、
▽60代が28人、
▽70代が15人、
▽80代が6人です。
これで都内で感染が確認されたのは、17万3220人になりました。
また、都が参考として発表した28日の検査件数は9777件で、28日までの3日間の平均は5407.3件でした。
一方、都の基準で集計した29日時点の重症の患者は、28日より2人増えて43人でした。
また、都は、感染が確認された70代から90代の男女4人が死亡したことを明らかにしました。
これで都内で感染して死亡した人は、2231人になりました。
インドで確認の変異ウイルス 新たに43人感染
東京都は29日、都内で新たに43人がインドで確認された「L452R」の変異があるウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
1日の発表としてはこれまでで2番目に多く、これでこのウイルスの感染が確認されたのは都内で294人になりました。
立民 福山幹事長「政府の見通しの甘さ如実に」
立憲民主党の福山幹事長は、記者会見で「東京都は感染のリバウンドの可能性が非常に高く、強い危機感を持っている。緊急事態宣言の解除からわずか1週間しかたっておらず、政府の見通しの甘さが如実にあらわれている」と述べました。
一方、福山氏は、申請の受け付けを一時休止しているワクチンの職域接種について「推奨したまではよかったが、突然の休止により今は逆に混乱を生んでいる。なぜ受け付けを再開できないのかや再開はいつになるのか、早く明らかにしてもらいたい」と述べました。
からの記事と詳細 ( 東京都 新型コロナ 4人死亡 476人感染確認 10日連続前週上回る - NHK NEWS WEB )
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