自民党の菅原一秀・前経済産業相(59)が近く、離党する調整を始めた。複数の党関係者が31日、明らかにした。菅原氏が選挙区内の祭りなどで住民らに現金を配った疑いが新たに浮上し、東京地検特捜部から任意で事情聴取されたことを受けた措置とみられる。
菅原氏を巡っては、特捜部の捜査で2017~19年、選挙区内の有権者延べ27人の親族の葬儀に、枕花名目で生花18台(計約17万5000円相当)を贈り、秘書らを参列させて自己名義の香典(計12万5000円分)を渡したとされる。特捜部は20年6月、公職選挙法違反容疑で不起訴処分(起訴猶予)としていたが、検察審査会が今年2月に起訴相当と議決。再捜査で新たに選挙区内で現金を配った疑いが浮上していた。
菅原氏は菅義偉首相の側近の一人とされ、19年9月に当時の安倍内閣で、経産相として初入閣した。その後、金品を配った疑惑が報じられたため同10月に経産相を辞任した。【野間口陽】
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