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Tuesday, April 13, 2021

大阪市長“市立総合医療センター 病床を極力コロナ重症用に”|NHK 関西のニュース - nhk.or.jp

大阪市の松井市長は、新型コロナウイルスの重症患者の急増を受け、大阪・都島区にある大阪市立総合医療センターでの、3次救急の受け入れを制限し、病床を極力、新型コロナの重症患者用に振り向ける考えを示しました。

大阪府では、新型コロナの感染拡大が続き、12日時点で重症患者用の病床運用率が92.7%となるなど、医療体制がひっ迫しています。
こうした状況を受け、大阪市の松井市長は13日、記者団に対し、「大阪市立総合医療センターでは小児の救急以外はほかの病院に振り分け、不急の手術を先送りすることで重症ベッドを確保し、感染拡大期を乗りきりたい」と述べ、大阪市立総合医療センターでは3次救急の受け入れを制限し、病床を極力、新型コロナの重症患者用に振り向ける考えを示しました。
大阪市によりますと、総合医療センターでは重症患者用の病床が28床ありますが、原則、このうちの23床を新型コロナの患者の専用とし、残りの5床を小児救急の対応にあてるということです。
一方、外来については、すべての診療科で、これまでどおり患者を受け付けることにしています。

【市立総合医療センターとは】。
大阪・都島区にある大阪市立総合医療センターは、市内で最も多い1063床の病床と、54の診療科をもつ病院です。
救急医療では、重篤な一般の患者を受け入れる「3次救急医療機関」や、大阪市内では唯一の「小児救命救急センター」に指定されているほか、市内で唯一、「感染症指定医療機関」に指定されています。
救命救急医療や災害時のためのドクターヘリの発着場を備えていて、大規模な災害が発生した場合には中心的な役割を担う、「災害拠点病院」にも位置づけられています。

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