和歌山県田辺市の資産家で“紀州のドン・ファン”と呼ばれた男性を覚醒剤を使って殺害したとして元妻が逮捕された事件で、警察が覚醒剤は夕食時に飲み物以外の料理などに混ぜられた可能性があるとみて調べていることがわかりました。警察は元妻の認否を明らかにしていません。
3年前、和歌山県田辺市の会社社長、野崎幸助さん(77)が自宅で急性覚醒剤中毒で死亡しているのが見つかった事件で、警察は29日午前、殺人などの疑いで逮捕した元妻の須藤早貴容疑者(25)を和歌山地方検察庁に送りました。
警察は、野崎さんは死亡した当日の夕食の時間帯に覚醒剤を何らかの方法で口から摂取させられたとみて調べています。
当日、ビールを飲んでいたことから、経営する会社に保管されていた2000本を超えるビールの空き瓶を押収し鑑定を進めていましたが、覚醒剤は検出されなかったことが捜査関係者への取材でわかりました。
このため警察は、覚醒剤が飲み物ではなく料理などに混ぜられた可能性があるとみて調べを進めています。
警察は須藤容疑者の認否をこれまで明らかにしていません。
からの記事と詳細 ( “紀州のドン・ファン”事件 覚醒剤は料理などに混入か - NHK NEWS WEB )
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