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Monday, March 29, 2021

【新型コロナ】危機迫るとCDC警告-WHO、研究所流出説ほぼ否定 - ブルームバーグ

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米国で1日当たりの新型コロナウイルス新規感染者と死者が再び増加し始める中、米疾病対策センター(CDC)のロシェル・ワレンスキー所長は危機的な状況が差し迫っていると警告した。全米の新規感染者は2週連続で増加した。新型コロナ関連の入院者数の7日間平均は先週、25州や首都ワシントン、プエルトリコで増加した。

  米国では新型コロナワクチンの供給増加や各州の接種対象拡大に伴い、1日当たりの接種回数が近く300万回ペースに達する見通しだ。ニューヨーク市の先週の接種回数は週間ベースで過去最多の47万8000回だった。ニューヨーク州は30日からワクチン接種対象を30歳以上に拡大し、翌週には16歳以上とする。クオモ知事が明らかにした。

  29日に発表されたCDCの調査研究のデータによると、ファイザー・ビオンテックとモデルナのワクチンの2回接種による感染予防率は最大90%だった。ワクチンが症状悪化だけでなく感染予防に効果があることが示された。

  新型コロナの起源に関する世界保健機関(WHO)と中国の共同調査は、同ウイルスが恐らくコウモリから別の動物を介して人へと感染したと結論付けた。中国の研究所から流出した可能性は「極めて低い」とした。報告書草案をブルームバーグ・ニュースが確認した。

  ジョンズ・ホプキンズ大とブルームバーグの集計 データによると、世界の感染者数は1億2740万人、死者は278万人をそれぞれ上回った。ブルームバーグの ワクチン・トラッカーによれば、世界全体のワクチン接種は計5億5900万回を超えた。

  カナダのオンタリオ、ケベック両州を含む少なくとも5州の保健当局がアストラゼネカ製ワクチンの55歳未満への接種を停止。まれな状況で血栓が生じる可能性があるとの懸念があるとした。

  バイデン米大統領は4月19日までに米成人の90%がワクチン接種対象になるだろうと述べた。また政権としてワクチン接種が可能な薬局を倍増させるとした。

  アメリカン航空グループは4-6月(第2四半期)に大半の航空便の運航を再開すると見込んでいる。国内便と短距離国際便の予約が最近好調なことを根拠に挙げた。

原題: N.Y. Lowers Vaccine Age to 30; CDC Sounds Alarm: Virus Update(抜粋)

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