海外スタジオ4a Gamesが、FPS『メトロ エクソダス』の新世代機対応の続報と、PCでもレイトレーシング対応などを盛り込んだ“Enhanced Edition”を提供することなどを発表した。
この上位版については、PS4/Xbox One/PCの既存バージョン所有者にはそれぞれ無償アップデートで提供予定とされている。なお家庭用版の国内での扱いがどうなるかについては、日本でのパブリッシャーであるスパイク・チュンソフトからの発表を待つといいだろう。
Happy birthday to Metro Exodus! To celebrate it together, we announce the Metro Exodus PC Enhanced Edition, reveal… https://t.co/pZ3WgwL0Kc
— 4A Games (@4AGames) 2021-02-16 00:05:24
PS5/XSXでは4K60FPS動作に対応
では現行版との違いはどこなのか？ 最も大きなものは、新世代機やハイエンドPCのハードウェアによって実現可能となるレイトレーシング対応が挙げられる。このために内製ゲームエンジンのオーバーホールも行っているそうで、公開されたPCのEnhanced Edition版スクリーンショットでは、外から差し込む太陽光や建物内の照明による照り返しなどにより複雑な陰影が表現されているのがわかる。
なおプレイステーション5とXbox Series Xではレイトレーシング付きで4K解像度で60FPS（秒間60フレーム）動作が可能となっており、Xbox Series Sでは1080P解像度で60FPS動作するという。
一方、PCのEnhanced Editionは通常版とは異なる独立したバージョンとなり、レイトレーシング対応のグラフィックカードが必須動作条件となるものの、PS5/Xbox Series X版等にもないレイトレーシングによる高度な反射表現や、NVIDIAのDLSS 2.0機能にも対応する。
SSDによる高速ローディング、DualSense対応、FOV調整追加なども
家庭用版では描画周り以外にも、SSDによるローディング時間の短縮化や、空間音響や入力遅延の低減、そしてDualSenseコントローラーといったハードウェア固有の機能に対応する。DualSense対応では空気圧搾銃であるティハールに言及されているのだが、戦闘の合間にシュコシュコ空気を入れるあの作業をリアルな反撥を感じながらできるのは面白そう。
また家庭用版・PCエンハンスド版ともに、FOV（視野角）の調整スライダーがメインのオプションに追加されるというのも地味に嬉しい部分だ。
Mac版は3月配信予定。Linux版も進行中
そして昨年11月に予告されていたMac版は、Mac App StoreとSteamとEpic Gamesストアで2021年3月の配信が決まった。Linux版についてはその後になるものの、今年中の配信が予定されている。
『メトロ エクソダス』は、核戦争後のロシアを舞台としたFPSシリーズの第3作。蒸気機関車“オーロラ号”でモスクワを脱出した主人公アルチョムたちの生存を賭けた冒険が描かれる。
からの記事と詳細 ( 『メトロ エクソダス』PS5/XSX|S/PC版のレイトレ対応などの詳細が発表。既存版からの無償アップグレードで提供予定 - ファミ通.com )
https://ift.tt/3baJlnT
科学＆テクノロジー
No comments:
Post a Comment