気象庁は2日、小笠原近海で発生した台風10号が特別警報級に発達し、6~7日に奄美から西日本にかけて接近、上陸する恐れがあると発表した。記録的な大雨や暴風、高潮となる可能性があり、厳重な警戒と早めの対策を呼びかけている。
気象庁によると、台風10号は1日午後9時頃に発生した。2日午後9時現在、マリアナ諸島付近を時速15キロで西へ進んでいる。中心気圧は985ヘクト・パスカル。中心付近の最大風速は30メートルで、今後、勢力を増しながら北上する見通しだ。
九州の西海上に達する6日夜の段階で、5000人以上の死者・行方不明者を出した伊勢湾台風(1959年)を上回る中心気圧925ヘクト・パスカル、中心付近の最大風速50メートル、最大瞬間風速70メートルの勢力となっている恐れがある。伊勢湾台風クラスの台風の上陸は、記録が残る1951年以降、3例だけだ。
気象庁は2013年から、中心気圧930ヘクト・パスカル以下などの台風が本州と九州、四国、北海道に接近・上陸する場合と、同910ヘクト・パスカルなどの台風が沖縄、奄美、小笠原諸島に接近する場合に特別警報を発表しているが、これまで沖縄以外で発表された例はない。
一方、大型で非常に強い台風9号は2日、九州に最接近した。午後9時現在、長崎県五島市の西北西約100キロを、時速約25キロで北北東に進んでいる。中心気圧は950ヘクト・パスカル。同市では午後9時21分に42・7メートルの最大瞬間風速を記録し、観測史上1位を更新した。
北九州市小倉北区では2日、80歳代男性が強風にあおられて転倒し、軽傷を負った。長崎県新上五島町では、母親と娘(2)が割れた窓ガラスに当たり、いずれも軽いけがをした。
JR西日本は、3日の始発から午前8時頃まで山陽新幹線広島―博多間で運転を見合わせる。九州の空港を発着する空の便も一部の便で欠航する見込みだ。
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September 02, 2020 at 05:34AM
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台風10号、特別警報級に発達…奄美から西日本に接近・上陸の恐れ - 読売新聞
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