2020年08月19日07時27分
マリのケイタ大統領（右）とシセ首相（ＡＦＰ時事）
【パリ時事】西アフリカのマリで１８日、一部兵士が首都バマコ郊外カティの軍事基地を掌握し、ケイタ大統領とシセ首相の身柄を拘束した。クーデターの可能性がある。６月以降、ケイタ氏の辞任を求める抗議デモが続発し、２０１２年のクーデター以来最悪の政情不安定化に陥っていた。
ＡＦＰ通信によると、シセ首相は声明を出し、「誤解を解くための友愛的な対話に応じる用意がある」と強調した。
西アフリカ諸国経済共同体（ＥＣＯＷＡＳ）は声明で「大きな懸念をもって注視している。兵士はすぐに兵舎に戻るように」と呼び掛けた。フランス大統領府によれば、マクロン大統領はＥＣＯＷＡＳの声明を支持。ルドリアン仏外相も「騒動を最も強い言葉で非難する」と表明した。
地元病院の医師はＡＦＰに対し、「怒りに燃えた兵士が空へ向けて銃を撃っていた。大人数で緊張感が漂っていた」と証言している。 
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August 18, 2020 at 03:27PM
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反乱兵、大統領と首相拘束 マリでクーデターか - 時事通信ニュース
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