11日も 九州から東北にかけて激しい雨のおそれ
2020年07月11日07:43
きょう11日、低気圧が日本海を東進。この低気圧から延びる前線が日本付近を通過。九州から東北にかけて、雨が激しく降るおそれ。
特に雨の強まる時間帯は
今朝は、九州から東北にかけて雨の所が多く、日中から夜にかけても断続的に雨。雨脚の強まることもあり、傘がほとんど役に立たないほど激しく降るおそれもあります。特に、雨が強まる時間帯は
九州・四国:午前9時頃までと夕方以降
中国地方:昼前まで
近畿・東海・関東甲信:昼頃から
北陸・東北日本海側:夕方まで
東北南部:夕方から
となりそうです。
予想される雨の量
あす12日午前6時までの「24時間」に予想される雨量は、多い所で、東海200ミリ、九州北部と四国、関東甲信150ミリ、九州南部と近畿、北陸120ミリ、東北100ミリ、中国地方80ミリ。
さらに、あさって13日午前6時までの「48時間」に予想される雨量は、多い所で、東海200~250ミリ、九州北部と四国、北陸150~200ミリ、東北100~200ミリ、九州南部120~150ミリです。
避難 可能な限り 明るいうちに
3日頃からの大雨で地盤の緩んでいる所や増水している川が多く、すでに堤防が決壊していたり、護岸の崩れている川もあります。上に「予想雨量」を目安として示しましたが、決して、ほかの地域より少ない=災害の危険性が低い、というわけではありません。少しの雨でも新たな災害につながる、という状況になっている所もあります。今後も、最新の気象情報や、自治体からの避難に関する情報を十分にご確認ください。また、気象庁のHPにある「大雨・洪水警報の危険度分布」等で、お住まいの地域の災害の危険度がどのくらい高まっているかを知ることも大切です。
なお、激しい雨が降ると、道路と水路の見分けがつかなくなったり、マンホールのふたが外れているといった、危険な箇所も出てきます。避難をする際は、できるだけ、周囲のようすが確認しやすい明るい時間帯に近隣の方などと声を掛け合って行動するようにしてください。
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