米共和党の副大統領候補に起用されバンス上院議員(オハイオ州)は指名後に受けたインタビューの一つで、米国にとって中国が最大の脅威だと指摘した。当選した場合、同党の大統領候補として正式に指名されたトランプ前大統領と共に中国に対してタカ派的な姿勢を取っていく可能性が高いことが強く示された。
バンス氏は15日のFOXニュースのインタビューで語った。ウクライナでの戦争について聞かれると、同氏はトランプ氏ならロシア、ウクライナと交渉し、「この問題を速やかに決着させるだろう。そうすれば米国は真の課題、つまり中国に集中することができる」と述べた。同氏はまた、「米国にとって中国が最大の脅威であるにもかかわらず、われわれはそこから完全に目をそらしている」とも述べた。
トランプ氏は大統領に返り咲けば、対中関税を全面的に引き上げると約束。中国からの全輸入品に60%の課税を行うと宣言している。
ブルームバーグ・ニュースはこれまでに、米情報機関は中国側にはバイデン、トランプ両氏のいずれにも明確な選好はないと分析していると報じた。
中国外務省の林剣報道官は16日、北京での定例会見でバンス氏の発言について聞かれ、「米国の選挙で中国を問題として取り上げることには反対だ」と述べた。
原題: Trump VP Pick Vance Says China Is the ‘Biggest Threat’ to US (1)
(抜粋)
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