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Friday, April 26, 2024

大分県内10自治体が「消滅可能性」、新たに杵築市加わる…日田市と豊後高田市は脱却 - 読売新聞オンライン

 民間有識者らでつくる「人口戦略会議」(議長=三村明夫・日本製鉄名誉会長)が24日に公表した報告書で、大分県内の10自治体が若年女性人口の大幅な減少に伴って将来的に「消滅可能性がある」とされた。有識者会議「日本創成会議」が2014年に発表した報告書から日田、豊後高田両市が脱却した一方、杵築市が加わった。

 人口戦略会議は、国立社会保障・人口問題研究所が昨年12月に公表した「地域別将来推計人口」を基に、出産の中心世代である20~39歳の女性人口について、20~50年の減少率を推計。50%以上減る自治体を「消滅可能性自治体」と定義した。

 県内市町村の減少率は姫島村の76・3%(前回調査比10・2ポイント悪化)が最も高く、津久見市65・4%(1・1ポイント悪化)、国東市60・7%(6・6ポイント改善)と続いた。

 減少率が50・4%となり、消滅可能性自治体に加わった杵築市。永松悟市長は25日の定例記者会見で「住民が住みやすく暮らしやすいまちを守るのが行政の目的。数字に一喜一憂せず、政策を継続すれば数字はついてくる」と述べた。500人規模の雇用があった半導体関連工場が21年に撤退したことが要因の一つと考えられるという。

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