[ワシントン 7日 ロイター] - オースティン米国防長官が今月1日に入院したことが、バイデン大統領や国防副長官らにすぐに伝えられていなかったことが分かった。
国防総省は5日夜、オースティン氏が1日からウォルター・リード軍医療センターに入院していると発表。選択的医療処置を受けた後、合併症を発症したためとしたが、医療処置の内容や具体的な症状については明言を避けた。
ロイターは6日、米政府関係者の話として、バイデン氏が入院を知らされたのは4日夕方だったと報じた。国防総省は7日の声明で、オースティン氏は6日にバイデン氏と話をしたと明らかにした。
またCNNが7日に国防総省当局者の話として報じたところによると、同省ナンバー2のヒックス副長官は2日にオースティン氏の職務の一部を引き継いだ際、入院について知らなかった。ヒックス氏が知らされたのは入院から2日後という。
オースティン氏は米軍の指揮系統で大統領のすぐ下に位置し、国家安全保障上のあらゆる危機に即座に対応する重要な役割を担う。
オースティン氏は6日に声明を発表し、入院について非公開にされていたことを巡り「全責任を負う」と述べた。
国防総省の報道官は、オースティン氏が現在も入院中だが「順調に回復している」と述べた。5日夕には全職務を再開したという。
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