[キーウ 2日 ロイター] - ウクライナの首都キーウ(キエフ)とハリコフが2日、ロシアのミサイル攻撃を受けた。ロシアのプーチン大統領は、西部ベルゴロドがウクライナの攻撃を受けたとして報復すると述べていた。
キーウでは、朝のミサイル攻撃で爆発が起き、一部地区でガス管が損傷したり停電が発生している。
これに先立ちウクライナ空軍は、2日未明にキーウなどの都市でロシアの攻撃ドローン(無人機)35基を全て撃墜したと発表していた。
ロシア西部ベルゴロドでは年末、ウクライナの攻撃を受け民間人24人が死亡。ロシアは国境を隔てたハリコフから攻撃が行われたと指摘した。プーチン大統領は1日、攻撃は「テロリストの行為」だとし、ウクライナの標的にさらなる攻撃をすると述べていた。
ロシアは朝のピーク時にウクライナの首都にミサイルの波を浴びせ、街の一部を停電させ、墜落した武器の破片を地域全体に落下させた。
ヴィタリ・クリチコ市長はTelegramのメッセージアプリで「首都で爆発が起きている」と述べ、人々に安全を確保するよう促した。
ウクライナの空軍は火曜日未明、ロシアがキエフを含むウクライナのいくつかの都市を狙って真夜中過ぎに発射した35機の攻撃ドローンをすべて破壊したと発表した。
この攻撃は、プーチンが月曜日にウクライナのベルゴロドへの攻撃は"罰せられない"と述べた後に行われた。この攻撃により、ウクライナの大部分は数時間にわたって空襲警報が発令された。
クリチコによれば、キエフのペチェルスキー地区ではガスパイプラインが破損し、首都のいくつかのビルでは電気が遮断されたという。
ロシアのミサイル攻撃の全容はすぐには明らかにされなかった。この攻撃は、少なくとも39人が死亡した金曜日のウクライナに対するロシア最大の空爆に続くものである。
イホル・テレホフ市長は、ハリコフ市も「大規模なミサイル攻撃」を受けたと述べた。
ロシアによると、ウクライナはロシア国境を越えたハリコフ地方からベルゴロドへの攻撃を開始したという。
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