ロシアのプーチン大統領は8日、首都モスクワのクレムリンで開かれたウクライナへの軍事侵攻に参加する兵士などをたたえる式典に出席しました。
式典のあと、参加した男性から「ロシアはあなたを必要としている」と請われるかたちで、プーチン大統領は「今が決断のときだ。私はロシアの大統領に立候補する」と応じ、来年3月17日に行われる大統領選挙に立候補する意向を表明しました
2000年に初めて当選したプーチン大統領にとっては、通算5回目の立候補となり、当選すれば、新たな任期は2030年までとなります。
ロシアメディアは、プーチン政権のこれまでの業績を誇示するイベントが先月、モスクワで始まったことを受けてプーチン大統領による事実上の選挙活動が行われていると報じていました。
大統領選挙の日程について、前日の7日、ロシアの議会が来年3月17日に行うことを正式に決定したばかりです。
ウクライナへの軍事侵攻を続けるプーチン大統領は、ロシアと欧米側との戦いになっていると強調し、ウクライナ軍の反転攻勢についても「失敗した」と主張し、国民に結束を呼びかけています。
大統領選挙では、現時点で、有力な対立候補はおらず、プーチン大統領の再選は確実視されていて、ウクライナなどは、プーチン大統領が政権基盤を一層固め、軍事侵攻を一段と強めるのではないかと懸念しています。
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