東京都青梅市長選は12日投開票され、無所属新人で元市議の
「ありがとうございました。熱量の多い選挙メンバーに囲まれた。いよいよ青梅が変わる時が来た。みんなで青梅を変えましょう!」。初当選を確実にした大勢待さんは12日夜、青梅市の事務所で支援者らにこう語りかけ、笑顔でバンザイをした。
駆けつけた都民ファーストの会の森村隆行代表は「本当に大勝利で、ここまでの票差で勝てると思わなかった」と喜んだ。
選挙期間中、大勢待さんは「今、青梅が変わるとき」と繰り返し訴えた。市が取得方針を示している明星大青梅キャンパスの跡地について「何の計画性もなく、推定30億円をかけて購入しようとしている」と現市政の対応を批判。将来の使い方とトータルコストの再検討が必要だとし、「税金は市民のために使うべきだ」と強調した。第1子からの給食費無償化など子育て支援策の充実や、公共施設の建て替えなどを公約に掲げ、こまめに市内を回ることで、強固な保守層の切り崩しや無党派層への浸透を図った。
浜中さんは、2009年に国内で初確認されたウメ輪紋ウイルスの収束や多摩川競艇場へのビッグレース誘致による市の財政健全化など2期8年の実績を強調したが、保守層や企業などの組織票を固めきれなかった。(昆野夏子)
◆青梅市長選(確定)
大勢待利明 2万6042票
浜中 啓一 1万7152票
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