海水浴中に沖に流されたらどうすればいいのか。日本水難救済会(東京)は、独自に「イカ泳ぎ」と名付けた泳法の活用の呼びかけを始めた。海上保安庁の元水泳教官が実演した動画は、公開から5日間で閲覧回数が750万回を超え、反響を呼んでいる。
イカ泳ぎは腹を上に体を浮かべ、あおるように手足を曲げ伸ばしし、ゆっくり後ろ向きに進む。水難時の対処法には大の字であおむけに浮かぶ「背浮き」もあり、学校でも教えられることがある。しかし、海では顔に波がかかって浮き続けることが難しく、救済会が新たな方法を提案した。
救済会は今月7日、元海上保安学校長の江口圭三・同会常務理事(59)が、三浦半島沿岸で両方の対処法を実演する様子を公式ツイッター(X)で投稿。イカ泳ぎは「体力を使わずに長い時間、浮力を保つことができる」とアピールした。
「学校でこれをまず教えるべき」「世の中にもっと広がればいいのに」……。動画にはこうしたコメントが相次ぐなど予想外の反響だった。救済会の遠山純司理事長は「イカ泳ぎにも限界はあり、まずは天候の確認などの備えを」と呼びかける。
からの記事と詳細 ( 沖に流されたら「イカ泳ぎ」、公開5日で実演動画の閲覧750万回超え - 読売新聞オンライン )
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