神戸市西区で6月、保育園に通う男児の遺体が遺棄された事件で、母親の穂坂沙喜容疑者(34)ら、きょうだい4人(いずれも別の監禁容疑などで逮捕)のうち1人が兵庫県警に対し、男児について「4人で日常的に押し入れに閉じ込めたり、殴ったりしていた」と供述していることが捜査関係者への取材でわかった。県警は13日、4容疑者を死体遺棄容疑で再逮捕。虐待の実態とともに、死亡との関連や経緯を調べる。
男児は沙喜容疑者の長男
4容疑者は6月22日、自宅の押し入れに鍵をかけて修ちゃんの祖母(57)(4容疑者の母)を監禁し、鉄パイプのようなもので殴ったとして、監禁と傷害の両容疑で逮捕された。祖母は全身打撲や腰椎骨折などで全治1か月の重傷で、入院中という。
両容疑について、大地容疑者は容疑を否認。他の3容疑者はおおむね容疑を認め、うち1人は修ちゃんについても「鍵付きの押し入れに何度も閉じ込めていた」「日常的に殴った」などと供述したという。
再逮捕容疑は、4容疑者は6月19日午後4時55分頃~同5時20分頃、修ちゃんの遺体を自宅でスーツケースに入れ、北約1キロの草むらまで運んで遺棄した疑い。県警は認否を明らかにしていない。
遺体は3日後の22日午後6時頃、見つかった。スーツケースは高さ約60センチ、幅約45センチ。修ちゃんは半袖シャツ、半ズボン姿で靴を履いていなかった。県警は付近の複数の防犯カメラ映像を解析し、4容疑者が19日夕、スーツケースを運んでいたと判断した。
からの記事と詳細 ( 神戸6歳男児遺棄、再逮捕の母親ら「4人で日常的に閉じ込めたり殴ったりした」 - 読売新聞オンライン )
https://ift.tt/KRJMwCE
No comments:
Post a Comment