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Saturday, May 6, 2023

「地震活動、北へ移動」 政府の地震調査委 能登地方の地震 - 産経ニュース

地震で倒壊した、石川県珠洲市にある高倉彦神社の鳥居=6日午後0時4分

石川県能登地方で5日にマグニチュード(M)6・5、最大震度6強を観測した地震について、政府の地震調査委員会は6日、令和2年12月から同地方で活発になっている一連の地震活動の一つで、今回が最大の地震との評価を発表した。また、これまでの状況を踏まえると、この地震活動は当分続くと考えられるとの見解を示した。

調査委によると、同地方では5日以降、最大震度1以上の地震が6日午後4時までに計52回発生。また、M6・5の地震以降の地震活動はより北側の海域へと広がっているといい、平田直委員長は「地震活動を促進するものが北へ移動していったことが推測される。(海域で規模の大きな地震が起きた場合は)津波に注意を」と呼びかけている。

また、国土地理院のデータでは今回の地震に伴い、11センチ程度陸地が隆起する地殻変動を観測。震央(震源の真上の地点)周辺で最大20センチ程度、隆起または西向きへの地殻変動が起きたとしている。

能登半島の北岸沖の海底には活断層が存在することが知られており、平田委員長は「今後さらに調査し、活断層との関係について議論していく」と述べた。

大地震なぜ起きたか不明 政府調査委

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