任期満了に伴う札幌市長選は9日投開票され、無所属現職の秋元克広氏(67)=立民推薦=が、NPO法人事務局長の木幡秀男氏(62)=共産推薦=ら無所属新人2人を破り、3選を確実にした。最大の争点とされた2030年冬季五輪招致に反対する2人を退けた。
秋元氏は選挙戦で、札幌市が2030年大会の開催を目指す冬季五輪について「開催の意義は大きい」と強調。東京五輪の不祥事などを受け、「情報提供をしながら議論する必要がある。最終的に市民の意向を確認するプロセスが必要」と、招致活動を丁寧に進める考えを示した。自民、公明両党の支援も得ながら選挙戦を優位に展開した。
木幡氏は冬季五輪について「経費増大が避けられない」として招致中止を訴え、物価高や子育て応援などの政策をアピールしたが、及ばなかった。
ほかに立候補していた元市局長の高野馨氏(64)も「五輪招致は反対」とし、経済活性化などを呼びかけたが、浸透しなかった。
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