【ソウル=中川孝之】朝鮮中央通信は19日、北朝鮮で初めてとなる軍事偵察衛星が完成したと伝えた。
朝鮮中央通信によると、正恩氏は、米国と韓国が同盟関係を強化する中、「わが国が相応の軍事的抑止力を育むのは当然だ」と述べ、「軍事偵察衛星の獲得は、最近の朝鮮半島の安全保障環境から見ても、絶対に放棄できない」と主張した。
正恩氏は発射準備委員会を設置し、完成した「軍事偵察衛星1号機」を計画した期日内に打ち上げるため最終準備を急いで終えるよう命じた。複数の衛星の打ち上げ計画がある模様だ。打ち上げの具体的な期日は伝えていない。
軍事偵察衛星の運用は、正恩氏が2021年1月の党大会で目標に掲げた。国家宇宙開発局は昨年12月18日、北西部・
北朝鮮は、軍事偵察衛星を運用することで米韓両軍の基地などを監視する狙いとみられる。だが、韓国では、北朝鮮が宇宙での映像撮影やデータ送信などの高度な技術を持っているか懐疑的な見方が強い。
からの記事と詳細 ( 北朝鮮が初の軍事偵察衛星、打ち上げ強行の可能性…米韓両軍の基地監視する狙いか - 読売新聞オンライン )
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