青森５人死亡火災、出火直後の玄関付近にポリタンク…親戚の男が持ち込んだか - 読売新聞オンライン

　青森県 六戸（ろくのへ） 町 犬落瀬（いぬおとせ） の左官業十文字利美さん（６８）方が全焼し、５人の遺体が見つかった火災で、出火直後、玄関付近にポリタンクが置かれていたことが県警への取材でわかった。十文字さん方にポリタンクはなく、県警は、現住建造物等放火容疑で自宅を捜索した親戚の男（９２）が持ち込んだ可能性が高いとみている。

　県警幹部によると、火災に気づいて逃げようとした十文字さんらが、玄関ドアの外に置かれたポリタンクを見ていた。鎮火後はなくなっており、焼失したとみられる。

　十文字さん方は玄関付近の燃え方が特に激しく、火はそこから住宅全体に広がった可能性が高い。当時、玄関は施錠されておらず、男とみられる遺体は玄関ドアの内側で見つかった。

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