今月8日までの1週間に全国およそ5000か所の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、前の週の2.37倍の2万3139人となり、沖縄県など3つの県では1医療機関当たりの1週間の患者数が10人を超えています。専門家はコロナとインフルエンザの同時流行が起きつつあるとして、基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。
国立感染症研究所などによりますと、今月8日までの1週間に全国およそ5000か所の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、前の週の2.37倍の2万3139人でした。
1医療機関当たりの1週間の患者数は4.37人で、ここから推計される全国の患者数はおよそ18万2000人となっています。
1医療機関当たりの患者数を都道府県別にみますと、
▽沖縄県が17.77人と最も高く、
次いで、
▽宮崎県が12.37人、
▽佐賀県が10.08人で、
今後、4週間以内にインフルエンザの大きな流行が起きるおそれが高いとされる「注意報レベル」の10人を超え、3県はいずれもインフルエンザに関する注意報を発表しています。
そのほかの地域では、
▽福岡県が9.62人、
▽大阪府が8.26人、
▽愛媛県が7.39人、
▽長崎県が7.11人などとなっています。
感染症に詳しい東邦大学の舘田一博教授は「懸念されていたコロナとインフルエンザの同時流行が起きつつある。大きな感染の波を伴う同時流行を起こさないように3密回避や手洗いなど、基本的な感染対策を改めて徹底してほしい」と呼びかけています。
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