岸田文雄首相は26日、事務所費問題などが指摘される秋葉賢也復興相(60)=自民党茂木派=を交代させる方針を固め、党幹部に伝えた。後任には伊藤達也元金融担当相(61)=同=らが取りざたされており、検討を急ぐ。27日にも正式決定する。
秋葉氏が交代すれば、岸田政権で不祥事による閣僚辞任は4人目となる。
秋葉氏は8月の内閣改造で初入閣した。先の臨時国会では、関連する政治団体が事務所の賃料として母親や妻に約1500万円を支払った件や、選挙運動の報酬を秘書に支払った問題、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点などが相次ぎ明らかになり、野党が激しく追及していた。
来年1月下旬からの通常国会でも、野党から秋葉氏の更迭要求が強まることは必至で、与党内から審議への影響を懸念する声が出ていた。
岸田政権では、旧統一教会との接点が次々と判明した山際大志郎経済再生担当相(当時)=麻生派=が10月に、死刑制度を巡る失言をした葉梨康弘法相(同)=岸田派=と後援会の収支報告書の記載漏れなどが問題視された寺田稔総務相(同)=岸田派=がそれぞれ11月に辞任している。【高本耕太】
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