これに対し、岸田総理大臣は「安全保障環境は急速に厳しさを増しており、抑止力、対処力の強化が最優先の使命だ。防衛力の中心的な構成要素である人的基盤の強化は重要であり、隊員がみずからの能力を十分に発揮できる環境整備に取り組んでいく。こうした点も含め、防衛力の内容の検討、予算規模の把握、財源の確保、これらを一体的かつ強力に進めていく」と述べました。
このほか岸田総理大臣は、政務担当の秘書官への長男の翔太郎氏の起用について「休日、深夜を問わず発生する危機管理への迅速かつきめ細かい報告体制や、党との緊密な連携、ネット情報やSNS発信への対応などを勘案して、秘書官チームの即応力の観点から総合的に判断した。給与については公設第一秘書を務めていた前職と、同水準になると報告を受けている」と述べました。
また、山際経済再生担当大臣は、先の参議院選挙の際、街頭演説で「われわれ政府は野党からくる話は何一つ聞かない」と発言したことについて「撤回し、改めておわびする」と述べました。
そのうえで、旧統一教会との関係をめぐり「説明責任を十分に果たせなかったことは深く反省している。私としては総合経済対策の取りまとめなどにしっかり取り組む」と述べ、引き続き閣僚の職責を果たしたいという意向を示しました。
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