【ソウル=桜井紀雄】韓国軍合同参謀本部は、北朝鮮が9日未明に発射した弾道ミサイルについて、2発の短距離弾道ミサイルだったとの分析を明らかにした。日本政府によると、いずれも日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したと推定される。韓国軍によると、2発は9日午前1時48分~58分ごろ(日本時間同)、北朝鮮東部、江原道(カンウォンド)文川(ムンチョン)付近から発射された。
日米韓がミサイルの飛距離や種類を分析している。北朝鮮は4日に日本列島上空を通過する弾道ミサイルを発射したのに続いて6日にも短距離弾道ミサイル2発を発射したばかり。
北朝鮮は9月25日以降、7回目となる前例のない頻度で弾道ミサイルの発射を繰り返している。午前2時前という時間帯での発射は異例。北朝鮮は実戦を想定し、発射に不向きとされる時間帯にあえて発射した可能性がある。
北朝鮮は、米韓が9月下旬から今月8日にかけ、周辺海域で米原子力空母「ロナルド・レーガン」を展開し、繰り返し海上訓練を行ってきたことに強く反発。北朝鮮国防省の報道官は8日、空母を投じた米韓の演習を非難した上で対抗措置を示唆していた。報道官は自国のミサイル発射について米韓演習に対する「正当な反応」だとも主張した。
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