一方世界の状況について、「深刻な核の脅威は、中東から朝鮮半島へ、そしてロシアによるウクライナ侵攻へと、世界各地に急速に広がっている」と危機感を示したうえで、「核保有国が核戦争の可能性を認めることは断じて受け入れられない」と述べ、ロシアによる核の威嚇を厳しく非難しました。
そのうえで現在、NPT=核拡散防止条約の再検討会議がニューヨークで開かれていることを踏まえ、「きょう私はこの神聖な場所からこの条約の参加国に対し、私たちの未来を脅かす兵器を廃絶するために、直ちに努力するよう呼びかける」と訴えました。
グテーレス事務総長は最後に、「世界はここ広島で起きたことを決して忘れてはならない。犠牲者の記憶、生き残った方々が残した遺産は決して消滅しない」と述べ、国際社会に対して核廃絶に向けた取り組みを改めて呼びかけました。
からの記事と詳細 ( 被爆77年「広島原爆の日」 核兵器のない世界の実現を訴え - nhk.or.jp )
https://ift.tt/a0wP1uU
No comments:
Post a Comment