一瞬の出来事だった。3月24日、韓国南東部の
朴氏の周囲を二重三重に取り囲み、防弾カバンを掲げる。瓶を投げた男はすぐに逮捕されたが、警護員らは共犯者による襲撃を警戒し、1分20秒ほどそのままの態勢を保った。
警護員らの動きは、安倍晋三・元首相が銃撃された事件と対照的だ。安倍氏の事件では、山上徹也容疑者(41)から立て続けに2度の発砲を受けた直後、安倍氏の近くにいた警護員4人のうち2人が山上容疑者に向かって突進した。
だが、警護員の役割は本来、容疑者の逮捕ではなく、要人の安全確保だ。第2波、第3波の攻撃がどこから来るかわからない。異常事態が起きた場合は、要人に覆いかぶさったり、伏せさせたりして命を守る。
世界約100か国で民間警護員の育成を行う「国際ボディーガード協会」(本部・英国)の小山内秀友氏は「何かが起きた時に自分がどう動くか、頭の中でイメージできていなかったのだろう」と指摘し、「教育や訓練のあり方を見直す必要がある」と話す。
要人警護の体制は、国によって様々だ。
からの記事と詳細 ( 韓国では2~3秒で十数人が元大統領を取り囲んだ…瞬時の要人警護は海外と格差 - 読売新聞オンライン )
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