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Wednesday, June 1, 2022

予算委の首相「ちょっと待って」、野党からの批判に語気強める場面も…対決姿勢を強調か - 読売新聞オンライン

 1日の衆院予算委員会の集中審議で、岸田首相が語気を強める場面があった。参院選を控え、自民党内からは「首相は普段、答弁であまり感情を出さないが、野党との対決姿勢を強めている」との見方が出ている。

 5月26日に続いて質問に臨んだ立憲民主党の泉代表は、食材費などの高騰について、「全然対策が取れていない。世界が変化していく中で首相は何をしたのか」と批判した。首相は、「昨年11月の経済対策で、住民税非課税家庭に対して一律10万円の支給が行われている。その効果がどう出てきたかが大事だ」と反論した。答弁中の首相が、「ちょっと待って、答弁をさせてください。質問に答えたい」と訴える一幕もあった。

 首相の答弁に「検討」が多用されていると指摘した別の立民議員に対しては、首相が「水際対策や経済対策、ウクライナ問題についても対露政策の大幅な転換をはじめ、様々な決断をしてきた」と切り返した。

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