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Sunday, March 20, 2022

ロシア軍 各地で攻勢強める 生物兵器などの使用を米など警戒 - nhk.or.jp

ウクライナ南部のミコライフは、黒海に近く重工業が盛んな都市で、ロシアによる軍事侵攻の前の人口はおよそ47万でした。

ミコライフには、旧ソビエト時代にウクライナで最大だった造船所があり、ソビエト崩壊後の1998年にウクライナから中国へ売却された空母「遼寧」もここで建造されたことで知られています。

ミコライフの西には、最大の港湾都市オデッサが、また東には、ロシアが8年前に一方的に併合したクリミア半島に隣接している都市ヘルソンがあり、ミコライフはこれら2つの都市と幹線道路でつながっています。

ロシアとしては、東部マリウポリから南部オデッサに向かう際の通過地点であるだけでなく、クリミア半島から首都キエフへ北上するルートに位置するミコライフの攻略を重視しているとみられます。

ウクライナの公共放送は18日、ミコライフにある軍の施設がロシア軍によるミサイル攻撃を受けて少なくとも40人が死亡したと伝えました。

ミコライフから北西に100キロ余り離れた場所には南ウクライナ原子力発電所もあり、ロシア軍がこれまでに南東部のザポリージャ原発などを掌握していることから、現地では警戒感が強まっています。

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