立憲民主党の枝野代表は、党の役員会で、衆議院選挙で選挙前の議席を下回ったことについて「私の力不足だ」と陳謝したうえで「新しい体制を整えて、来年の参議院選挙などに向かっていかなければならない」と述べ、代表を辞任する意向を表明しました。
地元のさいたま市大宮区のＪＲ大宮駅では「残念だ」とか「しかたがない」といった声が聞かれました。
このうち、７０代の女性は「枝野さんは地元の人で、期待していたので残念です。再起を願っています」と話していました。
また、５０代の女性は「選挙で負けて代表を辞めるのはしかたがないと思います。代表を辞めても、議員として次の政策を考えてがんばってほしい」と話していました。
６０代の男性は「地元選出の国会議員として頑張っていたと思うので、やめるのは残念です。代表を退いても、地元のために貢献してほしい」と話していました。
立憲民主党の枝野代表が代表を辞任する意向を表明したことについて、衆議院埼玉５区選出の枝野氏の地元、埼玉県の大野知事は定例会見で、「埼玉県選出の議員については県として応援しているので、残念です。彼は４年前に旧立憲民主党を結党し、苦労されたと思いますが、政党の代表としてけじめをつけるのは当然だと思います」と述べました。
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