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Friday, November 19, 2021

「武装自警団」の18歳、抗議デモに発砲3人死傷で無罪…「正当防衛」認められる - 読売新聞

 【ニューヨーク=村山誠】米ウィスコンシン州ケノーシャで昨年8月、人種差別抗議デモに参加していた白人男性3人を自動小銃で撃って死傷させたとして、殺人などの罪に問われた当時17歳の白人男性の裁判で、地元裁判所の陪審は19日、すべての罪状で男性を無罪とする評決を出した。弁護側の「正当防衛だった」との主張が事実上認められた。州法の規定で検察は控訴できず、無罪が確定する。

 裁判は、人種差別や銃規制の問題に加え、過激化した左右両派間の分断や衝突を象徴する事件として全米の注目を集めていた。ニューヨークやシカゴなどでは無罪評決への抗議デモが計画され、混乱が起きる可能性がある。裁判所周辺では州兵が警戒を続けていた。

 故意殺人や未必の故意による殺人、殺人未遂など五つの罪に問われたのは、カイル・リッテンハウス被告(18)。昨年8月、ケノーシャで起きた警官による黒人男性銃撃事件の後に行われた抗議デモや暴動を受けて集結した自称「武装自警団」の一人で、路上で自動小銃を発砲して男性2人を死亡させ、男性1人に重傷を負わせた。

 公判では、被告が発砲の直前、被害者らに追いかけられる様子が映った動画が示され、重傷を負った被害者が当時、拳銃を持っていたことも明らかにされた。被告は「私は自分を守っただけだ」と証言し、弁護人も正当防衛だったとして無罪を主張していた。

 12人の陪審員は16日から4日間にわたって評議に臨み、各罪状について有罪か無罪を全会一致で決める原則に基づき評決を出した。

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