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Thursday, October 7, 2021

Surface Go 3レビュー:Windows 11タブレットという存在は好き、端末自体はフツー(正直) - ギズモード・ジャパン

gunbenin.blogspot.com

選択肢があるのはいいことなんです。

Windows 11きた! Windows 11を堪能できる新プロダクトSurface Go 3もきた! さっそく使ってみたー! 米GizmodoからSurface Go 3のレビューが届きました。


Surface Go 3の大きさのパソコン端末を触ったのっていつだったっけ? 考えてみたら10年以上前に使っていた、ほぼ同サイズのネットブックを思い出しました。世の中って本当に進化したんだなぁと、なんか感慨深いです。

Microsoft Surface Go 3

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Photo: Florence Ion / Gizmodo

これは何?:Windows 11対応のMicrosoftの2-in1端末。

価格:400ドル(日本では6万5780円から)。

いいところ:2役使いできること、Windows 11が使える、カメラがセンターづけ(ビデオ通話しやすい)。

残念なところ:バッテリーがいまいち、Windows 11ってそもそもタブレットOSじゃないんだよな

Surface Go 3はパソコンとタブレットのハイブリッド、いわゆる2-in1端末であり、Windows 11のタッチ操作のよさを体現できる端末でもあります。出すのも片付けるのも簡単。ささっと、すぐに仕事に取り掛かることができます。Go 3を最大限活用したいなら、別売りのType Coverは必須です。Windows 11はデスクトップ的要素がまだまだ残っているので、タブレットよりも、Type CoverありのノートPCとしてのほうが使い勝手はいいと(個人的には)思います。とはいえ、オフィスの自分のデスク以外でも、さっと手軽に開いて仕事できるのはありがたいですね。

小さなパソコン

Surface Go 3は、MicrosoftのGo端末第3世代。中身はアプデされていますが、見た目は前モデルからさほど大きな変化はなし。10.5インチ(アスペクト比3:2)のディスプレイ、背面のキックスタンド、メモリは最大8GBで、容量は64GBか128GBの2パターン。ポートの数も前モデルと同じで、USB-Cポートがひとつ、電源用のSurface Connectポート、Surface Keyboard対応コネクタポート、イヤフォンジャック。あとはmicroSDカードスロットがついています。リアカメラが8MP、Windows Hello対応のフロントカメラは5MPで、ディスプレイ上部中央に配置されています。

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持ちやすいサイズ感。
Photo: Florence Ion / Gizmodo

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ノートや本と近い大きさ。
Photo: Florence Ion / Gizmodo

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しかも薄い!
Photo: Florence Ion / Gizmodo

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結果、ポートは限られています。USB-Cポートがひとつと、Surface Connectポート。
Photo: Florence Ion / Gizmodo

魅力はやっぱりコンパクトなサイズ感。245mm×175mm×8.3mmで、重さは544g。公式が「最もポータブル」と謳っているだけのことはあります。ただ、このサイズがゆえに、個人的には仕事ユーズのみで、プライベートではあんまり使わないかもという気もしているのですが…。

バッテリーが残念…

バッテリー容量は27Wh、45W充電対応。残念なのは、充電はSurface Connectポートを使わないといけないこと。USB-Cが使えればよかったんですけど。他のAndroid端末とケーブル兼用できないの嫌だなぁ。

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Surface Connectアダプタで充電中。
Photo: Florence Ion / Gizmodo

Microsoft公式いわく、バッテリーもちは最大11時間。レビュー時、寝る前にタブレット使いで、本読んだりネット見たりしてのバッテリーもち体感はほぼ同じ。ただ、Gizmodoレビューのバッテリーテスト(動画再生テスト)では、たったの5時間40分という残念な結果に。これ、前モデルSurface Go 2より2時間も少ない! FrameworkのモジュールノートやAcerのAspire Veroとほぼ同等。バッテリー最高とは言い難いゲーミングノートでも、Go 3よりはマシかもしれません。

まぁ、デイリー使いなら耐えられるバッテリーではあります。Windows 11の省エネモードをONにするという手もありますし。ちなみに、レビュー時は省エネモードは使わずに、スクリーン暗め、バックグラウンドのハードドライブ切、自動スタンドバイモードの設定で使ってました。

アクセサリは必須!

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Surface Type Coverは光るよ!
Photo: Florence Ion / Gizmodo

Surface Go 3を最大限活用しようと思ったらアクセサリがあったほうがいいでしょぅ。もし400ドルのベースモデルからアップグレードした730ドル(約8万1400円)の端末で、さらに追加でアクセサリ買うのはツラくもありますが、でもあったほうがいい!

Surface Go 3でタイピングする想定の人は、別売り100ドル(1万2980円)のType Cover(カバーとキーボード兼用アイテム)が絶対必要。キー光ります、トラックパッドはジェスチャー対応です。レビューではちょっと高めの130ドル(1万6940円)のType Cover使いましたが、触り心地は良好です。タイプテストでは1分間に76ワードから109ワード入力できました。画像見るとわかりますが、レビュー時は長めのネイルをしていました。通常のメカニカルキーボードだとこのネイルでも問題ないのですが、Type Coverだとちょいちょい誤入力が発生、手間取ってしまい76ワードという結果になりました。

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Surface Penを追加するとなおよし。
Photo: Florence Ion / Gizmodo

Type Coverもですが、Surface Penもあります。端末サイドに磁石が仕込まれているので、使わない時はピタっとくっつけておけばよし。ベッドに端末をぽいっと投げても、ペンが落ちない程度は強度のあるマグネットです。

Surface Penは、私ははネット観覧でメイン使いしていました。手書き文字を認識できる機能があるのですが、私の手書きがいまいちなのか、認識ミスされてしまうことも。Surface Penでイラスト描いてみた! なんてレビューができればいいんですが、絵心ないので叶わず。

ひとつ注意事項として、ハプティックフィードバック対応のSurface Slim Pen 2は、Go 3非対応なので間違いないよう!

Go 3使っていると、正直、Type CoverかSurface Penがないとやってられなくなります。別売りなのにないと無理。少なくとも、今の私は無理でした。昨今、お家からのリモートワークが基本なので、Go 3を持って出るときは打ち合わせがほとんど。となると、メモとったり、その場で編集したりすることになるので、キーボードとペンは必須アイテムなんです。ただ、これは個人の使い方しだいなので、端末名の「Go」をどう「Go」するかによって違ってくるとは思いますが。

公式のMicrosoft StoreでSurface Go 3を購入すると、今ならアクセサリバンドルキャンペーン中。Type Cover、Surface Pen、マウスなどのアクセサリが最大20%オフになるよ!

基本パフォーマンスは?

選べるモデルは2パターン。ベースモデルはPentium Gold 65000Yプロセッサで、メモリが4GB。レビューで使ったのは高スペックなモデルで、第10世代 Intel Core i3-10100Yチップに、メモリが8GB。

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縦使いも可。
Photo: Florence Ion / Gizmodo

市場比較すると必要最低限のスペックという感じですが、Windows 11の助けもあってベンチマークも悪くはありません。大抵のタスクはこなせると思いますよ。

Geekbench 5のスコアは、Galaxy Tab S7 FEなど中価格帯のAndroid端末と同等。ブラウザ性能をチェックするWebXPRTテストでは、Appleの第9世代と互角でした。BlenderとHandbrakeテストもやっては見ましたが、やはりけっこう時間はかかりましたね。

ベンチマークの結果と使った体感も同じ。ほとんどのことはできるけど、時にスローダウンこともあると。Chromeなどメモリをがっつり使うアプリを使うと、ちょっとスピードの遅さを感じました。RAWデータ画像や動画の編集(複数のクリップをまとめる)もできるんですが、待ち時間が発生するので忍耐力が必要です。基本、レビュー中はネイティブアプリを使っていたので、相性のいいアプリを探せば多少は軽減されるかもしれませんが。Chrome OSでもいいんじゃないかと感じるかもしれませんが、アプリの選択肢が多いのはWindowsの強み。つまりWindows 11端末という別の選択肢があるのは大事だという話なんです

Windows 11ベータ版を事前にインストールして試せるマシンが手元になかったので、Surface Go 3でWindows 11初体験。まだ勉強中です。Windows 11は、Windows 10よりもタブレットでの使いやすさはあがっているものの、レビュー中はタブレットよりもノートPCとして主に使っていました。理由は前述のネイル。小さなテキストリンクが、このネイルだとクリックしにくいんですよね。Windows 11の通知パネルや新スタートメニューは、まだ好きか嫌いか定まってません。もうちょっと使ってみないとなんとも言えませんね。

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背面のキックスタンドで、デスクでもベッドでもソファでも立ちます。
Photo: Florence Ion / Gizmodo

で、買いなの?

いいところ・わるいところ、いろいろミックスなSurface Go 3。買いかどうかは、個人の使い方によって大きくことなると思います。私はデスク横で、ワイヤレスマウスと接続させてセカンドモニターとして使っていました。Apple(アップル)じゃないタブレットが欲しい人には魅力的だし、Windowsが使えるから欲しいという人の気持ちもわっかります。ちょっと使い勝手でイラっとくるところもありますが、なんか買いたい派・予算たっぷり派ならセカンドモニターとしてオススメ。そういえば、Surface Go 2もセカンド端末としてはおすすめでした。一方で、スペックアップしてアクセサリ全部買って(予算増)メイン使いしたいと言われたら、オススメはしないかなぁ

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