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Saturday, September 4, 2021

涙の進次郎氏、菅首相支持で奔走も…一方で迫っていた「勇退」 周辺には「おやじがやってきた仕事が正当に評価されず、つぶされてしまう」 - ZAKZAK

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涙の進次郎氏、菅首相支持で奔走も…一方で迫っていた「勇退」 周辺には「おやじがやってきた仕事が正当に評価されず、つぶされてしまう」

 菅義偉首相が自民党総裁選への不出馬を突然表明した背景には、信頼を置く後輩、小泉進次郎環境相の進言も影響したようだ。進次郎氏は、菅首相の再選に向けた環境づくりに奔走する一方、勇退も迫っていた。

 「批判されてばかりだったが、1年間でこんなに仕事をした政権はない」「菅首相は人間味がないと思われている節があるが、まったく逆だ。懐が深く、常に時間をつくってくれた。感謝しかない」

 進次郎氏は3日夕、菅首相と官邸で面会後、悔し涙を流しながら記者団にこう語った。進次郎氏は菅首相と同じ神奈川県選出で無派閥同士、気脈を通じ合っている。党役員の人事刷新では要職に就くともみられていた。

 菅内閣の閣僚では真っ先に菅首相の再選支持を表明した。8月30日からは連日、菅首相に会って「出馬を決断するなら最後まで支える」と激励する一方、党内の厳しい声を伝えた。「早期の衆院解散→総裁選の先送り」にも苦言を呈した。

 実は、総裁選での「再選断念」も求めていた。

 周辺には、「菅さんはおやじのような存在だ。(劣勢の状況下に)玉砕論で突っ込むのがいいとは思えない。総裁選に敗れると、おやじがやってきた仕事が正当に評価されず、つぶされてしまう」と漏らしていた。

 思うように活路が開けない現実。進次郎氏はつぶやいたという。

 「万策尽きて空を見るとはこのことか」

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