内閣官房によると、岐阜県内の65歳以上の高齢者のうち、30日時点の新型コロナウイルスワクチンの1回目接種率は91・42%、2回目は85・96%と、ともに全国1位だった。県や市町村は接種を希望する高齢者を8割程度と想定して計画を進めており、希望する高齢者への7月末接種完了の目標は、おおむね達成された。
菅義偉首相は4月下旬、高齢者へのワクチン接種を7月末までに終える目標を表明。当時、ワクチン供給が見通せない中、県や市町村、医師会、病院協会、看護協会は、ゴールデンウイーク期間中も議論を重ねた。
県によると、接種に関わる医療従事者の確保が大きな課題だったが、医師や看護師、薬剤師が積極的に協力。一部の市町では歯科医師も接種に加わった。ワクチン接種の実施主体は市町村だが、「オール岐阜」体制での取り組みが全国トップの接種率につながった。
古田肇知事は30日の記者会見で、高齢者接種について「希望者に打ち切るのは完了したといっていい」と評価し、「市町村や医療関係者のご尽力に心から感謝を申し上げる」と述べた。
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