市医師会が同院に関する通知文書を会員約500施設、医師約1500人へ送付した。
21人の内訳は患者16人、職員ら5人。接種後の感染が確認されたのは職員2人、入院患者1人で、いずれも軽症または無症状だった。新規感染者は28日以降確認されていない。感染拡大の要因について同院は、感染者が入院時に行うPCR検査をすり抜け明らかな症状も見られず覚知が遅れたと分析している。
ブレークスルー感染について同院は、抗体値低下を要因の一つに挙げた。同院では医療従事者向け接種を3月7日から開始。接種3カ月後の抗体検査を実施した結果、669人の抗体値の平均が2カ月で半減したと7月末に公表している。
市医師会の上ノ町仁会長は「デルタ株の脅威が浮き彫りになった」としつつ「感染や発症リスクを低めるワクチン効果は変わらない。接種推奨を強く呼び掛けたい」と話した。
米盛公治院長は「事例を広く共有することで、各医療機関で陽性者が確認された際の参考になればと情報公開した」と述べた。
県や市は、感染者がワクチン接種したかどうかについて個人情報にあたるとして公表していない。
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