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Tuesday, August 3, 2021

オリンピック 体操 鉄棒 橋本大輝 金メダル 今大会2つめの金 - NHK NEWS WEB

今大会2つの金メダルを獲得した19歳は、このオリンピックで大きく飛躍しました。

橋本選手は千葉県出身の大学2年生。6歳の時に兄の影響で体操を始め、たぐいまれな空中感覚と豊富な練習量であん馬や跳馬、鉄棒を得意としていて、体操の強豪、市立船橋高校で競技に打ち込みました。

前回のリオデジャネイロ大会はテレビで見て「夢のまた夢の舞台」と自分とは無縁の世界と感じていましたが、高校2年生のころに日本体操協会の水鳥寿思男子強化本部長に出会い、橋本選手の体操を高く評価していた水鳥本部長から「日本代表を目指しなさい」と声をかけてもらったことから、みずからの目標を世界選手権やオリンピックに定めました。

それ以来、高い目的意識で練習に打ち込み、長い手足を生かした美しい体操に加え、難しい技にも挑戦して2019年の世界選手権の代表に選ばれました。

そして、東京オリンピックが1年延期となった時間を前向きに捉えて練習に打ち込み、ゆかではG難度の「リ・ジョンソン」、跳馬では世界最高難度の「ヨネクラ」と世界でも屈指の大技を次々と習得して、ことし4月の全日本選手権では予選7位からの逆転で初めての優勝を果たしました。

そして、5月のNHK杯でも優勝し、初めてのオリンピック出場を決めていました。

橋本選手は代表に決まったあと、「夢が目標になり、そして現実になった。東京オリンピックでは団体でも個人でも金メダルをとりたい。体操と言えば橋本大輝と言われるくらい、すごい演技を見せたい」と東京オリンピックへの意気込みを口にしました。

迎えたオリンピック、先月26日の男子団体決勝では、中心メンバーとして5つの種目で貢献して銀メダルを獲得しました。

そして、先月28日の男子個人総合決勝では、あん馬と平行棒で15点台の高得点をマークするなど、この種目、オリンピック史上最年少で金メダルを獲得しました。

種目別の鉄棒の決勝に向けては、尊敬する内村航平選手が予選で落下して決勝に進めなかったことを踏まえ、「僕がかわりに鉄棒で金メダルをとって内村選手にかけてあげたい」と意欲を示していました。

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