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Saturday, June 5, 2021

神戸市、全国初の中学・高校ワクチン集団接種を検討 ファイザー製使用 - 神戸新聞

 新型コロナウイルスの米ファイザー製ワクチンの接種対象が12~15歳にも広げられたことを受け、神戸市が市立の中学校や高校などでの集団接種を実施する方向で検討を始めたことが4日、関係者への取材で分かった。実施が決まれば、全国初とみられる。市は一般接種と並行して学校でも行うことで市民の接種をさらに加速させたい意向だ。

(高田康夫、三島大一郎)

 厚生労働省の専門部会は5月28日、それまで「16歳以上」としてきた対象年齢について、「12歳以上」に引き下げることを了承。政府は同31日、各市町に対象の拡大を通知していた。

 対象が広がった12~15歳の学年は、小学6年生から中学3年生・高校1年生まで。小学6年生の場合、誕生日を迎えて満12歳になってから接種の対象となり、中学・高校生は全員が対象となる。

 神戸市では、6月11~24日、16~64歳の市民に接種券を発送する。券が届いて以降、基礎疾患がある人や感染リスクの高い職種、年齢別で段階的に予約を受け付け、早ければ6月から接種を受けられる。7月20日には16歳以上の全員が予約できるようになる。

 こうした中、新たに接種が認められた12~15歳の接種も同時並行で進めるため、学校での接種を検討。市立の中学校や高校、大学での集団接種に踏み切る見通しだ。

 ただ、接種をするかどうかは最終的に個人の判断となり、保護者の同意も必要となる。学校で集団接種をすることになれば、接種しない生徒が仲間はずれにされたり、部活動で不利益になったりしないような対策も必要となる。

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