神奈川県は、新型コロナウイルスに感染した患者が療養するためのホテルで、患者の健康管理などを担当する看護師やスタッフあわせて9人が感染し、このうち1人の検体からインドで広がっている変異ウイルスが検出されたと発表しました。
新型コロナ患者の宿泊療養施設として県が用意した厚木市の「パークインホテル厚木」では、5月19日から31日までに看護師やスタッフなどあわせて9人の感染が確認されました。
県によりますと、このうち20代のスタッフの男性の検体から、インドで広がっている「L452R」の変異があるウイルスが検出されたということです。
県は、ほかの8人の感染も同じ変異ウイルスの可能性が高いとして検査を進めるとともに、6月1日以降、このホテルを担当するほかのスタッフや出入りの業者などおよそ100人について集中的な検査を行うことにしています。
また、今後、県内の宿泊療養施設の看護師やスタッフなどおよそ700人について、医療従事者の枠で優先してワクチン接種を進めるということです。
県医療危機対策本部室の篠原仙一室長は「注意して感染防止対策をしていた施設内で、感染が拡大したのは、変異ウイルスの感染力の強さが影響しているのではないか」と話していました。
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