【ワシントン=船越翔】野口聡一・宇宙飛行士(56)ら4人を乗せた米民間宇宙船「クルードラゴン」が1日午後8時35分頃(日本時間2日午前9時35分頃)、地球に向け、国際宇宙ステーション(ISS)を出発した。順調に行けば、6時間余りたった2日未明(同2日午後)に米フロリダ沖に着水し、帰還する見通しだ。
米宇宙企業スペースXが開発したクルードラゴンで地球とISSを往復するのは、日本人飛行士では野口さんが初めて。野口飛行士は出発に先立ち、「別れの曲でお別れしましょう」とツイッターに書き込み、ショパンのピアノ曲を自ら演奏する様子を投稿した。
米航空宇宙局(NASA)によると、宇宙船はISSを離脱後に高度を徐々に下げ、大気圏に突入。パラシュートを段階的に開いて減速した後、フロリダ沖のメキシコ湾内に着水する。
昨年11月にISSに到着した野口さんは約半年間の滞在期間中、ISSの部品を交換する船外活動や医学実験などにあたった。
ISSには、日本人2人目の船長を務める星出彰彦飛行士(52)が滞在を続けている。秋頃までの約半年間、科学実験や超小型衛星の放出などにあたる。
からの記事と詳細 ( 野口さん「別れの曲」演奏の様子を投稿…ISS出発、午後に地球帰還へ - 読売新聞 )
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