【エルサレム=工藤彩香】イスラエル軍は14日未明、パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム主義組織ハマスに対し、ガザとの境界付近に集結させた地上部隊による本格的な攻撃を開始した。10日に始まった軍事衝突で双方の死者数は120人を超えた。
イスラエル軍によると、ハマスの拠点約150か所を空と陸から攻撃した。地上部隊のガザ侵攻には至っていない。ガザの保健省によると、ガザの累計の死者は122人、負傷者は900人に達した。ハマスもロケット弾攻撃を続け、イスラエルの警察によると、イスラエル側の死者は累計で7人に上る。
「爆音の度に赤い
通信員によると、ガザ市の病院には14日、負傷者100人以上が運ばれた。医師アシュラフ・エルケドラさん(47)は「多くは子どもを含む民間人だ。新型コロナで医療崩壊が起きているのに戦闘が始まった。手が回らない」と憤る。
イスラエル軍が14日に狙った主な標的はハマスの地下トンネルだ。境界付近に地上部隊を集めてハマスをおびき寄せ、トンネルから出てきたところを攻撃したとみられる。トンネルはロケット弾の発射や兵器の運搬に使われているとされる。
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