Pages

Wednesday, May 12, 2021

ALS患者への嘱託殺人の医師2人、10年前の父親殺害で母親ふくめ逮捕 - 読売新聞

 難病の筋萎縮いしゅく性側索硬化症(ALS)の女性患者(当時51歳)に対する嘱託殺人罪でいずれも医師の大久保愉一よしかず(43)、山本直樹(43)両被告が起訴された事件で、京都府警は12日、山本被告の父親を10年前に殺害したとして、両被告と山本被告の母親の淳子容疑者(76)(長野県軽井沢町)の計3人を殺人容疑で逮捕した。府警は3人の認否を明らかにしていない。

 発表では、3人は共謀し、2011年3月、東京都内で、山本被告の父親の靖さん(当時77歳)を何らかの方法で殺害した疑い。

 捜査関係者によると、府警は今年に入り、長野県軽井沢町の淳子容疑者の自宅などを捜索。靖さんが死亡した前後に殺害計画についてやりとりしたとみられるメールが見つかったという。

 靖さんの遺体は当時、司法解剖などはされなかった。約10年前の殺人容疑をどう立証するかが今後の捜査の焦点になる。

 大久保、山本両被告は大学時代からの知人で、19年11月、京都市中京区のALSの女性患者に頼まれて、薬物を投与して殺害したとして、昨年8月に嘱託殺人罪で京都地検に起訴された。 両被告はその後、別の難病患者が海外で自殺ほう助を受けるための診断書を偽造したとする有印公文書偽造罪でも追起訴された。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( ALS患者への嘱託殺人の医師2人、10年前の父親殺害で母親ふくめ逮捕 - 読売新聞 )
https://ift.tt/3hos2oe

No comments:

Post a Comment