2021年04月03日10時51分
【台北時事】台湾東部・花蓮県で2日発生した特急列車「タロコ号」の脱線事故は、50人が死亡、146人が重軽傷を負う大惨事となった。台湾鉄道史上、最悪の規模となる死者を出した事故は、線路脇の斜面から落下した作業用車両に列車が激突したことで発生した。パーキングブレーキのかけ忘れなどの人為的ミスが疑われており、捜査当局は3日、事故原因の本格究明に着手した。
事故の発端となった車両は、土木作業に使われるトラック形の作業車。列車を運行する交通部(交通省)台湾鉄道管理局(台鉄)によると、車両は斜面の補強工事を委託した民間業者が所有している。事故当時、斜面上部に危険な状態で止められていた。地元メディアによると、運転手がパーキングブレーキをかけるのを忘れていた可能性があるという。
からの記事と詳細 ( 人為ミスで作業車両落下か 特急脱線、原因究明本格化―台湾 - 時事通信ニュース )
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