国内の新型コロナウイルスによる死者は26日、新たに35人確認され、国内累計で1万12人となった(クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」乗船者を除く)。3月26日に9000人に達してから31日後に1万人を超えた。2月以降は死者の増加スピードはやや鈍化しているが、感染力が強く重症化しやすいとされる変異ウイルスが全国に拡大しており、重症者病床の確保が大きな課題となっている。
厚生労働省の集計(速報値、今月21日時点)では、感染者総数に占める死者数は1・7%。死亡者の65%(5876人)が80歳以上だった。70歳代は24%(2135人)で、死者の大半を高齢者が占めた。一方、20歳代は3人、未成年の死者はいない。
昨年2月13日に国内で初めて死者が確認されてから166日後の昨年7月28日に1000人を超え、その119日後の同11月24日に2000人を超えた。同12月22日に3000人に達して以降は1か月以内で1000人ずつ増えている。
増加のスピードが最も早かったのは、感染拡大の「第3波」による緊急事態宣言期間中の1月~2月で、5000人から6000人に達するのに11日間しかかからなかった。現在も大阪府内などでは重症者用の病床確保が難航しており、厚労省は都道府県に新たな病床確保計画の策定を求めている。
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