菅政権が初めて挑んだ三つの国政選挙は、政権側の全敗に終わった。とりわけ参院広島選挙区再選挙での敗北の衝撃は大きい。
「素晴らしい候補者に恵まれながら、選挙戦を勝ち抜くことができなかった。力不足をおわびしなければならない」
25日午後10時半過ぎ、広島市内のホテル。選挙戦の陣頭指揮をとった自民党の岸田文雄・前政調会長は、会場の壇上で支援者らに5秒間、頭を下げた。
広島は2017年の衆院選で、全7小選挙区のうち6小選挙区で自民が議席を獲得するなど「自民王国」として知られる。池田勇人元首相が結成し、現在は岸田氏が率いる自民党宏池会(岸田派)の発祥の地でもある。党内では「勝って当たり前」との楽観論もあった。
だが、自民への逆風は想像以上だった。
首相候補として望み…「大きな賭け」に
今回の再選挙は、19年参院…
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