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Wednesday, March 3, 2021

河井克行元法相を保釈 8カ月半ぶり 議員バッジを付け車に - 毎日新聞 - 毎日新聞

保釈され東京拘置所を出る河井克行被告=東京・小菅で2021年3月3日午後9時5分、長谷川直亮撮影
保釈され東京拘置所を出る河井克行被告=東京・小菅で2021年3月3日午後9時5分、長谷川直亮撮影

 2019年7月の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で、東京地裁は3日、公職選挙法違反に問われた元法相の衆院議員、河井克行被告(57)の保釈を認める決定を出した。保釈保証金は5000万円で、克行議員側は即日納付した。検察側は不服として抗告したが、東京高裁は棄却した。克行議員は同日夜、逮捕から約8カ月半ぶりに身柄の拘束を解かれた。

 克行議員は午後9時過ぎ、東京拘置所の玄関に姿を見せた。濃紺のスーツに白のシャツ、水色のネクタイ姿で、胸には議員バッジを付け、マスクを外して約100人の報道陣を前に10秒ほど深々と一礼。横付けされた車に弁護人らと乗り込んだ。約30分後、車は東京・赤坂の衆院議員宿舎に入った。

 克行議員は20年6月に逮捕された後、一貫して無罪を主張。これまで4度の保釈請求はいずれも退けられていた。判断の念頭には、保釈された被告によるトラブルがあったとみられる。19年末に日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告(66)がレバノンに逃亡。20年には、汚職事件で収賄罪に問われた衆院議員の秋元司被告(49)が、贈賄側に偽証を働き掛けたとされる前代未聞の事件も起きた。

 克行議員の起訴内容は、地方議員ら100人に対する総額約2900万円の選挙買収で規模が大きい。公判に出廷した証人に、いら立った振る舞いをしたこともあり、地裁は保釈をためらっていた可能性がある。

 20年8月に始まった公判は、44回の審理を経て大半の証人尋問が終わった。23日から予定される被告人質問が終了すれば、結審が近づく。克行議員の保釈保証金は、1200万円だった妻の案里元参院議員(47)の約4倍。地裁は、証拠隠滅の恐れが限りなく低くなったタイミングで、保釈保証金の額を大幅に引き上げてハードルを上げた上で、保釈を認めたとみられる。

 起訴状によると、克行議員は19年3~8月、地方議員ら100人に案里元議員への票のとりまとめを依頼し、計約2900万円を渡したとされる。このうち4人に計160万円を配った案里元議員は懲役1年4月、執行猶予5年の有罪判決を受け、確定した。【遠山和宏、二村祐士朗】

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