米上院選で、南部ジョージア州から選出される2議席を民主党が獲得したと、米メディアが6日に報じた。これにより、上院(定数100)は民主党50、共和党50の同数となり、バイデン次期大統領の就任とともに、民主党が掌握する。民主党はバイデン氏が勝利したうえ、下院(定数435)でも過半数を維持しており、上院も奪還したことで、大統領・議会が一体となって人事や政策を推し進められる。
上院は法案採決のみならず、大統領が指名した閣僚や判事の承認権や条約批准同意権をもち、権限が強い。昨年11月の大統領選と同時に行われた議会選の結果、議席は共和党50、民主党48となっていた。決選投票を経て、両党は50議席ずつとなったが、上院の採決が同数となった場合は副大統領が可否を決めるため、バイデン氏は共和党の賛同なしで政権運営が可能となる。
決選投票では共和党現職のデービッド・パデュー氏(71)とケリー・レフラー氏(50)に対し、民主党新人のジョン・オソフ氏(33)とラファエル・ウォーノック氏(51)がそれぞれ挑戦した。選挙は接戦だったが、米メディアは6日未明にウォーノック氏が勝利したと報道。さらに、6日午後にはオソフ氏が勝利を確実にしたと報じた。
ジョージア州は伝統的に共和党…
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